ディンク(Dink)とは?

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 ディンクショット(Dink shot)とはピックルボール特有のショットです。これはNon-Volley-Zone(別名キッチン)というピックルボール特有の「ボレーできないエリアがネット付近に存在している」というルールがあるが故に生じたものであり、相手側のキッチンにボールをバウンドさせるように打つ事で、アタックされるリスクを最小限にすることができるショットと言い換える事もできます。但し、いくらディンクショットを打ったからといって、アタックされるリスクをゼロにはできず、例えば対戦相手の目の前(しかもフォア側)に放たれたディンクショットは、バウンドした後に狙い撃ちされるショット(スピードアップと呼ばれています)を打たれる事もあります。このような相手が狙い撃ちし易いようなディンクの事をDead Dinkとしてカテゴライズする人もいます。

 ピックルボール初心者や中級者は、このような狙い撃ちされるショットをブロックするスキルが低い為、ディンクラリーが続くような所謂ディンク戦はあまり見られず、①ブロックミスの他にも②ネットにかけて自滅してしまったり、③ディンクが高すぎてバウンドする前にボレーを打たれしまったりという展開がほとんどです。つまりディンクラリーが長時間続くようなゲームを見かけた場合は、ハイレベルな戦いと考える事ができます。このようなゲームはお互いの力が均衡しており、相撲でいう「がっぷり四つ」の状態と言えるでしょう。

ディンクラリーを制する者はゲームを制す! 

ディンクショットの精度や質(トップスピンやバックスピンをかける)に磨きをかけ、攻撃的なディンク(Aggressive dink)や防御的なディンク(Defensive dink)をマスターする事がピックルボール上級者になる上で欠かせないスキルの一つと言えるでしょう。正に「ディンクラリーを制する者はゲームを制す」です!






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